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カロリー計算私がダイエットを意識しだしたのは、中学3年生の時です。急に体重が増え始めたことをきっかけに、ダイエットに興味を持ちました。そしてまずはじめに取り掛かったのが、「カロリー計算」です。

今考えるととても当たり前の話なんですけど、摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまえば体重が増える、ということがとても衝撃的でした。なので単純に、「じゃあ摂取カロリーを減らせば痩せられる」と思ったわけです。

私は「食品カロリー一覧表」を購入し、自分の食べたもののカロリーをチェックするようになりました。そして一日の総摂取カロリーを1600キロカロリーに抑えるように計算して食べるようになったのです。あまり急激に摂取カロリーを少なくしてしまうと、親に「もっと食べなさい」などと言われたので、過激なことはできませんでした。

それでもカロリーに気を付けていただけあって、体重は2~3キロくらいは比較的楽に痩せられました。若かったので、代謝がいいこともあったんでしょうね。しかしそれで喜んでしまって元の食生活に戻してしまうと、すぐにリバウンドしました。そしてまたカロリー計算をして痩せ、やめてはまたリバウンド…を繰り返したんです。

今思えば、本当に無駄なことをしていたなあ…なんて思いますが。

とにかくこんな感じで、カロリーの数値のみを気にする食生活が続きました。最低限の栄養バランスは母親が作ってくれる食事で補えてはいたでしょうけど、とにかくその時の私は、「一日の総摂取カロリー」にしか関心がありませんでした。

しかし私は、甘いお菓子が大好きです。それでもカロリーを抑えようと思うと、なかなかこういうものが食べられなくなってしまうんですよね。そこで私は、ご飯ではなくこういうお菓子を食べだしました。たとえば同じ300キロカロリーのものを食べるとしても、お肉ではなくお菓子でとってしまう、というもっとも愚行のパターンです。

私の頭の中には、「カロリーの数値」しかありませんでしたから、「何を食べるか」という食べ物の内容にまでは頭がまわっていなかったんです。正しいダイエットというのは、食事内容にこそ一番気を付けないといけないのに、当時の私はこのことをわかっていませんでした。

案の定こんなやりかたでカロリー計算をしていると、体重はほとんど落ちませんでした。カロリーは抑えていたので体重こそ増えませんでしたが、今思うと筋肉が減って脂肪が増えていたんだと思います。そして繰り返すリバウンドによって、この悪循環にますます拍車がかかったのだと思います。

正しいダイエットを知っていれば、こんなカロリー計算のみに頼ることはしなかったでしょう。若かったとはいえ、なんとも無駄なことをしたなあ…と思うばかりです。